こんにちは。MALTOバイヤーのショコラです。
アンティークフェアの開催がない日は大体イギリスの田舎町にあるアンティークショップや倉庫巡りをしてます。
なんだか写真がいつもよりかっこいいですか?
フフフ。実はこの日は一眼レフカメラで撮影をしてました😌
最近のお気に入りは富士フィルムのミラーレスカメラです。ズームができないのですが、室内での撮影には最適です。
イギリス人は世界で一番アンティークが好きな人たちだと個人的には思ってます。
家も物も古い方が価値があると考える人が多いのでしょう。
テレビ番組にもアンティーク専用チャンネルがあり、毎日放映されています。日本でいうNHKの相撲みたいな感じ🤔
なんと、国営のBBCにも複数アンティーク専用チャンネルがあります。
なんでも鑑定団みたいな番組もあったり。
ロンドンは勿論、どんな小さな田舎の町にも1つ〜2つはアンティークショップがあります。家族で訪れたり、デートに訪れたり、カフェが併設されている所も多く、ちょっとした憩いの場にもなっています。
お客さん同士で意気投合しておしゃべりに夢中になってるシーンもよく目にします。
イギリスのアンティークショップでは日本の和骨董も売られていることもあるのですが、店主に「この文字は何と書かれてるの?」と聞かれることもあります。
アンティークの桐箪笥の引き出しが低い部分は着物を収納してたからだよと伝えたら感動されたり、オーナーが和骨董だと思ってたものが実は中国のものだったりする時もあったり。
ちなみに、ヨーロッパでは日本よりも中国のアンティークのほうが高価で人気があります。
数年前に、イギリスの屋根裏で見つかった壺がオークションで57億円で販売されたことがニュースになりました。
イギリスのアンティークショップのオーナーとは同業でもあり、話が色々と弾みます。
ほとんどのアンティークショップは古民家や古いアパートの1階部分または使われなくなった昔の馬小屋などに出店しています。
まれに閉鎖された教会がまるごとアンティークショップになってる面白い物件もあります。
どこのショップにも大体生活雑貨全般が売られています。
色々な家で何世代にも渡り使われ、飾られていた品物たちにはそれぞれ個性が宿っています。
古いガラス製品がお気に入りで最近良いものに出会えば沢山買い付けいています。
昔のカットガラスの懐かしいデザイン、吹きグラスのゆらゆらとした質感の可愛さなど。
お気に入りのアンティークグラスを戸棚に並べるだけでキッチンの空気感が変わるような気分がします。
このガラスのヴィンテージオブジェは、アートコレクターをしていた持ち主から買い付けた物。
全てMALTO東京の実店舗にて展示販売しております。
いくつかは既に完売してしまいましたが、まだ数点展示しております^^
アンティークショップでの買い付けも、蚤の市と同じくらい体力と時間がかかります。
それでも、アンティークショップ巡りはワクワクがとまりません😄
イギリスのアンティークマーケットの環境もどんどん変化しているので、訪れる先で色々な情報を得て、新しい買い付け先を探してきます。
仲良くなったアンティークディーラーから他のディーラーを紹介してもらったり。
この日もホテルまでの帰り道に良いアンティークショップを見つけて、新しい買い付け先が増えました。
明日はどんなアンティークに出会えるかな。
続く