
壺型に、花柄のエングレービングが美しいティーポット、ミルクジャグ、シュガーポットの3点セット。こちらは表面にクロミウムが施された、シルバーとはまた違う輝きを見せる商品です。
イギリスのマーケットで出会ったティーセット、一見シルバープレートのようですが、こちらはクロムで仕上げられた品物です。こちらの商品には「E.P.N.S.」の刻印はありませんが、「E.P.N.S.」の刻印は銀メッキを指すだけではなく、多くは出回っていませんが、ニッケルシルバーにクロムをメッキしたものにも「E.P.N.S.」と刻印されます。
壺型のフォルム全体に描かれた装飾は、現代ではほとんど見かけない、「ブライト・カット・エングレービング」と呼ばれる、職人による手彫り模様です。細やかで味のある花柄がら、当時の職人の息遣いが聞こえてきそうな一品。並べて置くだけのディスプレイとしても華があります。
イギリスでシェフィールドで発展したシルバーウェアは長い間素材・装飾の優雅さなどを極め、伝統工芸のひとつとして栄えました。シルバープレートではないので、経年による黒ずみの心配などはなく、シルバーに比べると磨くなどの手入れもほとんど必要ありません。 経年のため表面の傷、剥離などが見受けられますが、アンティーク品のひとつの味わいとしてお楽しみいただければと思います。






サイズ | ティーポット:w20.5 d10.5 h18.5cm 内容量約700ml シュガーポット:w13.5(ハンドル外寸)d7.5 h10.5cm(底からハンドルトップまで) ミルクジャグw11 d7.5 h12.5cm(底からハンドルトップまで) |
材 質 | イギリス・クロムプレート・1912年-1936年ごろ |