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イギリスのマーケットで出会ったブルーウィローのプレート。縁に花が咲く「WILDROSE」パターンと呼ばれるデザインで、テムズ川とオックスフォードシャーの風景が描かれています。

アンティーク ブルーウィロープレート WILDROSE テムズ川とオックスフォードシャーの風景

ブルーウィローパターンに影響を受けた美しいデザインの絵皿です。おそらくオックスフォードシャー州ナンハムコートネイにある邸宅や教会が描かれ、手前にはテムズ川でしょうか、穏やかな時間の流れる場面です。

17世紀頃から東インド会社によって中国・景徳鎮の陶器や日本の伊万里焼が輸出されはじめ、ヨーロッパで「シノワズリ」と呼ばれる東洋趣味の様式が流行しました。18世紀半ばにフランスのロココ様式と合わさり、その人気は最高潮となります。

お茶を楽しむ習慣が広く根付いた頃、特に人気を博した「ウィローパターン」は中国の楼閣山水図から生まれた図案でしたが、こちらのプレートは家、川、船と人々、樹木といったウィローパターンの構図で、イギリスの風景を描いた特徴的な絵皿です。19世紀初頭、ジョージ4世がシノワズリや伊万里の金襴手を愛したことから、上流階級の人々を夢中にさせました。やがて銅版転写陶器印刷の技術が実用化され、精密な絵柄の安定した生産が可能になったことで、シノワズリの美しいティーセットが普及していきました。

当時、外国へ渡ることは非常に困難な時代。一生見ることのないであろう異国の地とイギリスの風景を重ね、絵柄とストーリーを想像しながら、茶の時間を楽しんでいたのかもしれません。

華やかなワイルドローズが縁を一周する美しいデザイン。東洋由来の絵柄は和食器とも相性のよい一枚でした。

【状態について】
目立ちませんが、小さなカケがございます。


SOLD OUT
こちらの商品は売り切れました。過去の販売アーカイブとしてご紹介しています。


サイズ φ22.5cm h2.5cm
年代 19世紀末
原産国 イギリス
材質 陶器
状態 小さなカケあり


Instagramでも商品情報を発信しています。@malto_tokyo