やちむんとは、沖縄の方言で「焼き物」のこと。
おおらかで大胆な色付けや、温かみのある赤土を使った、ぽってりと厚みのある形状から、自然のパワーを感じます。沖縄独自の文化の中で育まれた陽気さや明るさが表されているようなやちむんは、テーブルの上でも存在感があります。
76商品を表示
どんなアイテムをお探しですか?
やちむんとは、沖縄の言葉で焼物のこと
温かみのある赤土にぽってりと厚い形状を造り力強い絵付けがなされた器や壷は、沖縄の人々の暮らしに深く根付いています。 やちむんの歴史は古く、沖縄の焼物の始まりはおよそ6600年前に作られた古代の土器といわれます。

(写真上)北窯の宮城窯元のやちむん (写真左下)名前が付けられたやちむん用の赤土 (写真右下)登り窯
中世に入ると、徳之島で焼かれたカムィ焼と呼ばれる灰黒色の焼物や中国産陶磁器が沖縄へ入り、 さらに15世紀には東南アジア、朝鮮、日本から陶磁器を輸入するようになり、こうした海上貿易などの影響を受けることで、焼物としての質が高まり技術の向上につながっていきました。
1682年には、琉球王府が沖縄各地に点在していた窯場を那覇の壺屋(つぼや)へと集めました。ここで焼かれるようになった壺屋焼が、今日のやちむんの礎です。素朴で力強い日用のうつわは、やがて多くの人々を魅了していきました。
その美しさにいち早く光をあてたのが、柳宗悦・濱田庄司・河井寛次郎らが率いた民藝運動でした。1924年から翌年にかけて壺屋に滞在して作陶した濱田庄司は「沖縄で学んだ」と語り、のちに人間国宝となる金城次郎とも交流を深めます。日々の暮らしの道具に宿る「用の美」というまなざしは、沖縄の陶工たちを大きく励ましました。
戦後、壺屋のまわりは住宅が密集し、薪を焚く登り窯の煙が問題視されるようになります。1972年、のちに沖縄初の人間国宝となる金城次郎が読谷村へ工房を移したことを一つの契機に、伝統的な登り窯にこだわる陶工たちが次々と読谷へ。やがて「やちむんの里」が形づくられ、いまでは村内に50をこえる窯元が集まる、沖縄を代表するやきものの産地となりました。
やちむんが焼きあがるまでの工程は土の熟成→形状→乾燥→釉薬付け→焼き上げと出来上がるまでに約1年間の長い時間を要します。
伝統的な登り窯
登り窯は文字通り、斜面に沿って登るような構造の窯で、下から薪を燃やしていきます。 火をくべる部分は1カ所ですが、斜めに上がっていく釜の作りになっていて、火窯から近い部分と遠い部分で焼き上がりが変わる様になっています。 薪を入れ4日間寝ずに交代し燃やし続けるそうです。
またこの登り窯も2年に一度壊し再築されており、登り窯で焼かれたやちむんは特に大変な手間と時間をかけてつくられています。

やちむんの里・読谷山焼 北窯
maltoが扱うやちむんの中心となるのが、やちむんの里にある読谷山焼 北窯(よみたんざんやき きたがま)のうつわです。北窯は1992年、読谷山焼で研鑽を積んだ松田米司・松田共司・宮城正享・與那原正守の4人の親方によって開かれた共同窯。沖縄県内最大級となる13連房の登り窯を、親方と全国から集まった弟子たちが力を合わせ、年に数回焚き上げます。「沖縄の焼き物をつくる」「登り窯を焚く」「弟子を育てる」——この3つの柱を掲げ、開窯から30年を超えたいまも守り継がれています。
■ 松田共司(まつだ きょうし)
1954年、読谷村生まれ。首里の石嶺窯、そして読谷山焼の大嶺工房で修行を重ね、兄・松田米司らとともに北窯を開いた親方のひとり。日本民藝館展にも入選し、端正で美しいフォルムに、大らかで力強い点打ちや唐草を描きます。maltoでは皿・マカイ・鶴瓶(一輪挿し)などをお届けしています。
■ 宮城正享(みやぎ まさたか)
1950年、那覇生まれ。読谷山焼の山田工房で修行し、北窯の開窯に加わった親方。呉須(コバルト)の点打ちや飛び鉋、イッチン、唐草など多彩な技法を操り、日々の食卓で「使いやすい」と評判のうつわを数多く生み出しています。maltoでも一番の品ぞろえを誇る作り手です。
■ 新里みお(あらさと みお)
沖縄で活動する若手の陶芸家。月桃(げっとう)や芭蕉、オオゴチョウといった沖縄の植物をのびやかに描いたリムプレートや、愛らしい水玉のうつわなど、伝統を受け継ぎながら現代の暮らしに寄り添う作風が魅力です。
このほか、読谷村で30年以上にわたり創作を続ける比嘉稔さんや工房コキュなど、技術が高く美しいやちむんを取り揃えています。
やちむんの魅力
焼きあがるまで約1年間、じっくりと愛情を込めて作られるやちむん。赤土特有の温かさ、料理を盛り付けたときに引き立つ美しさ、そして口当たりのよさ——手に取るたびに、食事の時間がより豊かに感じられます。ひとつずつ表情の異なる手仕事のうつわを、ぜひ暮らしに迎えてみてください。
お問い合わせはこちらから
ご質問がございましたら、下記のフォームにご記入の上、送信してください。




















































すべての
イギリスの
フランス
アンティーク
アンティーク
アンティーク
アンティーク
雑貨
食器



























































