BIRMINGHAM ・ SINCE 1840
ELKINGTON(エルキントン)
シルバープレート(電気メッキ)という技術そのものを生み出した、バーミンガムの発明者。今わたしたちが手に取るアンティークシルバーの多くは、エルキントンの発明から始まりました。銀器の歴史を変えた、原点のブランドです。
ブランドの物語
エルキントンは、バーミンガムのジョージ・リチャーズ・エルキントンと、いとこのヘンリー・エルキントンが1830年代に興した銀細工の会社。ふたりは金属に電気を用いてメッキを施す方法を研究し、地元の外科医ジョン・ライトが見出した銀の電解液の技術を買い取って、1840年に電気メッキ(エレクトロプレート)の特許を取得します。これが、のちに世界へ広がる「シルバープレート」産業の出発点となりました。
1842年には、鋼ペン先で財を成した実業家ジョサイア・メイソンが出資に加わり、社名は一時「エルキントン・メイソン商会」に。バーミンガムの工場でスプーンやフォークといった実用品から装飾品までを大量に生み出し、それまで一部の富裕層のものだった“銀の食卓”を、ヴィクトリア時代の中流家庭へと一気に広げていきました。
技術だけの会社ではありません。名だたるデザイナーや彫刻家を起用し、国際博覧会では大きな注目を集め、英国王室をはじめ各国の王侯貴族からも注文が寄せられました。歴史的名品を精巧に写しとった「エレクトロタイプ(電鋳)」の作品は、今も美術館に収蔵されています。その後ブランドは同業へと統合され、現在エルキントンの銀器は、主にアンティーク・ヴィンテージとして大切に受け継がれています。

エルキントンの見どころ
THE ORIGINATOR電気メッキを生んだ張本人
1840年に電気メッキの基本特許を取得した、まさに“シルバープレートの祖”。EPNS(電気メッキの銀器)という一大産業を築いた発明者のブランドを持つ——それ自体が、アンティークシルバー好きにとって特別な意味を持ちます。
vs SHEFFIELD PLATE作り方が変えた食卓
先に銀の板を作るシェフィールドプレートに対し、電気メッキは先にかたちを作ってから銀をまとわせる手法。複雑な造形も効率よく仕上げられ、精緻で美しい銀器を、より手の届く価格で広めました。
ART & ELECTROTYPE美術館級のものづくり
著名なデザイナーとの協働や、歴史的名品を写した「エレクトロタイプ」で知られる、芸術性の高さ。実用の銀器にも、その確かな造形力とディテールの美しさが息づいています。
DATE LETTER年代がわかる刻印
エルキントンは電気メッキ製品にも独自のデイトレター(年号記号)を打ちました。裏面の「ELKINGTON」やマークから、作られた年代までたどれるのが魅力。刻印を読み解く楽しみは、この一族から始まったとも言えます。
お手入れと使い方
エルキントンは一点もの。出会いはお早めに
イギリス・フランスで買い付けたアンティークを毎日公開しています。買付直後のとっておきは、毎週水曜・土曜 夜20:00に登場。銀器の歴史を作ったブランドとの出会いは、めぐり合わせです。
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maltoのアンティークの安さの理由
maltoは、イギリス・フランスの現地マーケットから中間業者を通さず直接買い付け。何段階もの中間マージンがかからないぶん、同じアンティークをお求めやすい価格でお届けできます。

さらに東京・高円寺の実店舗と埼玉の倉庫で1000点以上を管理。気になる一点は、在庫確認やご来店でも実物を確かめられます。
イギリスの銀製品の歴史
中世の時代、イギリスでは銀が銀貨や貴族の宝飾品として重宝されていました。17世紀に入ると、イギリスはヨーロッパでも最も重要な銀貨発行国の1つになります。
「スターリング」と呼ばれるイギリスの銀貨は国際的に通用するようになり、貿易の支払いにも銀が使われるようになりました。
17世紀中頃のイギリスにお茶が伝わると、貴族社会の中で紅茶が流行し、王室御用達のブランドが誕生するなど、より複雑で美しい銀食器が製造されるようになりました。
暮らしにシルバーを取り入れる魅力
01高級感がある
シルバー食器は、その輝きや重厚感から高級感があります。特別な席やパーティーなどで使用すると、華やかな雰囲気を醸し出すことができます。
02丈夫で長く使える
金属製のシルバー食器は割れる心配が少なく、丁寧に扱えば何世代にもわたって使い続けることができます。100年以上前のものが今も現役で使えるのは、アンティークシルバーならではの魅力です。
03磨けば輝きが戻る
時間とともにくすんでも、磨けば美しい輝きを取り戻すことができます。あえて磨かずに、落ち着いた古びた風合いを楽しむのもおすすめです。
銀は空気中の硫黄分と反応して(硫化)、黒ずんでくることがあります。黒ずんだシルバー食器であっても、そのまま使うことができます。maltoスタッフはくすんだ風合いのシルバーが気に入っているため、特にお手入れせずに愛用しております。ぜひ、お好みの方法で暮らしに取り入れてみてください。























































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