ROYAL VALE
ロイヤルベール
国王夫妻が愛した窯
ロイヤルベールは、イギリスの陶器メーカー・コールクロ社(Colclough China)のブランド名です。その名は、創業者ハーバード・ジョセフ・コールクロが生産拠点を移したスタフォードシャー州ロングトンにあったベール工場(Vale Pottery)に由来しています。
1913年、ジョージ5世国王とメアリー王妃がストーク・オン・トレントのロングトンを訪問された際、当時のロングトン市長であったハーバード・ジョセフ・コールクロのもと、国王夫妻が特に気に入ったベール工場に栄誉ある「ロイヤル」の称号が授与されました。これが後に「ロイヤル・ベール」というブランド名が生まれるきっかけとなりました。
それまで貴族階級のものであった高級陶磁器に、中流階級の人々からの需要が高まっていることに着目し、その需要に応えるべく事業展開をし、イギリスで人気ある陶器メーカーとなりました。姉妹ブランドのコルクラフと同じく、可憐な花柄と手に取りやすい価格帯が魅力です。
当店で出会えるロイヤルベールの絵柄

鈴蘭(スズラン)
Lily of the Valley
白磁に鈴蘭の小さな白い花が揺れる、清楚な絵柄。花言葉は「幸福の再来」。春のティータイムにも、贈り物にも喜ばれる人気のパターンです。

矢車菊(コーンフラワー)
Cornflower
鮮やかな青の矢車菊を描いた絵柄。英国の夜明けの空のような澄んだブルーが白磁に映え、カップ&ソーサーからプレート、ミルクポットまで揃いやすいシリーズです。

勿忘草
Forget-Me-Not
小さなブルーの花を散りばめた、英国ヴィンテージらしい可憐な絵柄。ミルクポットとシュガーボウルのセットなど、ティータイムを彩る小物も入荷します。
同じコールクロ社の姉妹ブランド「コルクラフ」と合わせて揃えるのもおすすめです。ヨーロッパ買付けで出会った一点ものたちを、ぜひご覧ください。
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【イギリスにおける"アフタヌーンティー"文化】
アフタヌーンティーは、イギリスで発展した伝統的なお茶の文化です。19世紀中頃から始まったとされており、今日ではイギリスの代表的な食文化のひとつとなっています。

アフタヌーンティーは、通常、午後3時から6時の間に、軽食とお茶を楽しむ時間です。軽食には、サンドウィッチ、スコーン、クリーム、ジャムなどが用意され、紅茶と一緒にいただきます。
アフタヌーンティーの始まり
19世紀初頭のイギリス、当時は貴族でもメインの食事は1日2回でした。朝食は8時・夕食は20時に取るのが普通普通だったそうです。 そんなところ、イングランドの大貴族、ベッドフォード公爵夫人(アンナ・マリア・ラッセル)は「午後遅くなると(お腹が空いて)気が滅入る」と不満を漏らしていました。昼食もなしに午後8時の夕食となると、公爵夫人でなくともかなり辛いですね。

日本でも江戸時代は1日2食、そのためにおやつ(午後2時頃、時刻を知らせる鐘が八つ鳴るのが語源)として、手早く食べられる蕎麦や鮨が発達したことは良く知られています。
さて、お腹を空かせた公爵夫人はポットの紅茶とパンや小菓子を頂いて小腹を満たすことにしたそうです。彼女は友人を自宅に招き、おしゃべりを楽しみ、それは午後の社交習慣となりました。そして流行に敏感なロンドン貴族の女性たちの間でブームとなり、アフタヌーン・ティーは英国社会に浸透していきました。

その後、かのヴィクトリア女王も200人もの招待客を呼び大規模なアフタヌーン・ティーを開催し「ティーレセプション」と呼ばれる正式な儀式となりました。
アフタヌーンティーは、社交の場としても重要な役割を果たしています。女性たちは、装いを整え、親しい友人や家族と一緒に、おしゃべりや情報交換を楽しみながら、アフタヌーンティーを堪能します。
イギリスのアフタヌーンティーの文化は、英国王室や貴族階級の社交の場として発展したものであり、今でもその格式や品格が伝統的に守られています。今日の英国では、アフタヌーン ティーは通常、時折の楽しみとして、または誕生日、結婚前のパーティー、友人グループとのベビー シャワーなどの特別なイベントを祝うために楽しんでいます。
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