2018年5月 「伝統パブの2階はアパートメントホテル」イギリスにアンティーク買付の旅 vol.6
「イギリスの田舎パブホテルに泊まる」

パブホテル
お久しぶりです。maltoアンティークバイヤーのショコラです。
最近色々と忙しく、ブログの更新が遅れておりました..まだまだ続く、イギリス買付ブログ第6話です♪
回のイギリス買付の旅は、バイヤー・ショコラとmaltoスタッフのヤス氏の2名で行っています。
ヤス氏は初のイギリスで大きなマニュアル車トラックを運転してるんです。頼もしい味方です♪
(ヤス氏は今回が初めての買付同行。しかも10年以上海外行ってなかったようで、新品のパスポートを発行してましたよ。ヤス氏の書いたブログも近日公開予定!お楽しみに~♪)
なので、今回の買付の旅では男女別でそれぞれ宿泊する部屋を予約をするのですが、1週間続くとちょっと経費が高くついてしまう..
大体予約する部屋にベッドは2つあるんだけど勿体ないなぁ。と思っていたら、良さそうな宿を発見!
宿泊者数が何人であっても1泊1万7千円でベッドルーム2つ、ダイニングルームとキッチン付き!
なんと、パブの2階フロアがアパートメントとして改装されていて、今はそのスペースをまるごとゲストハウスとして貸し出しているよう。
こんなユニークな活用方法があるんですね。
日本でも、古びたお蕎麦屋さんの2階などを宿として改築しても面白いんじゃないかなぁと思いました。
アパートメントホテルは家族連れやグループ旅行者にとってはおすすめのスタイル。
(今回のホテルもショコラが海外出張や旅行時に利用するBooking.comで予約しました。
ホテルによっては前日まで無料キャンセルできたり、口コミも参考になるため、とても使いやすいホテル予約サイトです。
直前予約であれば、正規の料金の50%オフの時もあります。)
これは..面白そう。経費も節約できるし、ぜひ泊まらねば~
(決してパブが大好きだからではありませんw)
「ということで、今夜の宿はここ。アンカーホテル」

パブホテル外観
パブのレジカウンターで鍵をもらいました。
支払いもパブで済ますことができるので、効率的ですね。
チェックアウトの際は、部屋に鍵をかけて外のポストに入れるだけでOKとのこと。
間取りは2LDKですね。私の日本の自宅よりも広いです。このスペース全て使い放題。
ベットは4つ、ソファベットもあるので、5名は宿泊できそう。5名宿泊だと1名あたり3400円で宿泊できるのでお得ですね。
宿の情報です。1ヶ月間貸し出しもしているようです。
清潔なシーツとタオルが各部屋に用意されていました。普通のホテルと同じサービスです。
1階はパブ。地元のイギリス人で賑わっていました。
キッチンは自由に使えます。
鍋などの調理器具もあって、一通りの料理ができるようになっています。
「自炊もできる宿なので、スーパーで地元の食材を買ってきました。」

スーパーで買い出し
ほぼ毎日外食でちょっと胃が疲れたので、この日はスーパーで果物と野菜、チーズ、ハム、ヨーグルトを買いました。
簡単なサラダを作ります♪チーズに塩分が含まれているので、余分な調味料はいりません。
ヨーグルトも安くて濃厚で美味しい♪
ヨーロッパの乳製品のクオリティは本当に高いと思います。

ヘルシーな夕食
ちなみに、イギリスはブルーベリーが新鮮で美味しい^^
イギリスに来てからほぼ毎日食べてます。
朝の4時からアンティーク家具を運搬したりと動いていたのでショコラもヤス氏も疲労MAX。
(アンティークマーケットは日の出と共に開始されるので、毎日寝不足になります。)
無言でムシャムシャとサラダを食べました..
明日は朝5時起き..夕食後の21時にベットに入ることにしました。
…..ショコラが自分の寝室に入り1時間経過。眠れない。。
下のパブにいるイギリス人が騒ぎすぎて、音漏れがひどくて全然眠れないのです..!
パブ内のビリヤードで遊んでいるようで、ちょうど玉が落ちる音と共に皆一斉に「ウエェェーイ!!!」とめちゃめちゃ大声で騒ぐんです。口笛もいちいちうるさい..
結構おじいちゃん、おばあちゃん達が多かったから大人しく飲んでるのかな?と最初は思ってたのですが、逆にすごく元気でテンションが高い..
イギリスは福祉と年金制度が整っているせいか、お年寄りがみんな幸せそうで元気です。
パートナーともラブラブで第二の人生を謳歌しているお年寄りもすごく多い。
そういえば、昔スペインのリゾート地に住んでいる友人が、やってくる旅行者のほとんどはイギリスとドイツのリタイヤしたシニア層だと言っていたことを布団の中で思い出すショコラ。
お願い、寝させて。
明日に備えて早く就寝したいので、布団を頭からかぶったり、耳に濡れたティッシュを丸めて入れたりしたけど、全く効果なし。
結局、眠れたのはパブが完全に閉店した深夜0時でした..
翌朝、ヤス氏に
「昨日すごくうるさくて眠れませんでしたよね?本当にひどい夜でしたねぇ。」と言ったら、
「そうだったんですか?僕、布団に入った瞬間に寝てましたよ。」
とのこと。
…すごいな、この人の鈍感力..イギリスに来ても普通に馴染んでるし。
と改めて思ったショコラでした。
続く。