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飯沼耕市 — 作り手と笠間焼

Artist — 作り手

研究熱心な、青の探求者

飯沼耕市さんは、海外の作家の創作現場を間近に見たことをきっかけに大いに刺激を受け、陶芸の道へ。42歳で独立・築窯して以降、毎回の個展で新作を発表し続ける、たいへん研究熱心な作家さんです。オリジナルの碧釉を軸に、いまも新しい青の表情を探し続けています。

飯沼 耕市

IINUMA KOICHI

1962年 茨城県水戸市に生まれる
1999年 荒田耕治氏に師事
2004年 茨城県笠間市に築窯し、独立

主な受賞・入選:日本陶芸展(賞候補・入選)/日本伝統工芸展(入選)/陶美展(入選)/菊池ビエンナーレ(奨励賞・入選)/神戸ビエンナーレ(奨励賞・入選)/現在形の陶芸 萩大賞展2010(優秀賞)/国際陶磁器展美濃(入選) ほか

Origin — 笠間焼という土壌

自由な作風を育てた「作家の産地」

笠間焼は、江戸時代中期(18世紀後半)に笠間藩の役人・久野半右衛門が良質な粘土に恵まれたこの地で窯を開いたことに始まる、関東でもっとも古い焼き物産地のひとつです。ここで学んだ大塚啓三郎が後に隣の栃木・益子で窯を築いたことから、笠間焼と益子焼は「兄弟産地(かさましこ)」と呼ばれています。

戦後の需要減で一度は衰退しますが、笠間市が「芸術の森」や陶芸団地を整え、1960年代の民藝ブームを機に全国から作家が集まりました。その名残で、いまも窯元の多くが作家系「特徴がないのが特徴」と言われるほど作風は自由で多彩です。飯沼さんの色彩碧釉のような独創的な表現が生まれるのも、決まった型に縛られないこの土地ならでは。鉄分を含み成形しやすい「笠間粘土」が、作り手の個性豊かな造形を支えています。

Care — 暮らしのなかで

長く付き合うための、小さなこつ

手仕事の陶器であり、貫入のある釉薬を纏った一点もの。少しだけ気にかけていただくと、より長く、美しくお使いいただけます。

使いはじめに

ご使用前に、米のとぎ汁でやさしく煮る「目止め」をしておくと、貫入への色移りやシミが付きにくくなります。

洗うときは

やわらかいスポンジで手洗いを。長時間の浸け置きや、急な温度変化(熱湯・冷水)は避けてください。

育てる楽しみ

使ううちに貫入がほんのり色づき、景色が育っていきます。それも作家ものの器ならではの味わいです。

電子レンジなどは

作家ものの器は電子レンジ・食洗機・オーブンを避けるのが安心です。詳しくは各商品ページをご確認ください。

Lineup — 現在のラインナップ

飯沼耕市さんのうつわ

※ 一点ものにつき、写真と実際の色合い・貫入の表情は一点ごとに異なります。売り切れの際はご容赦ください。

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