
フランスで出会ったCREIL ET MONTEREEAU(クレイユモントロー) )のマスタードポットです。趣きのあるブラウンと植物の素朴な装飾が魅力的です。
フランス CREIL ET MONTEREEAU(クレイユモントロー)のマスタードポット。ソーシエールのミニバージョンといった感じで 見た目が小さく可愛らしいです。さじもオリジナルのものが残っています。
バックスタンプには商標登録を意味するDEPOSEと 19世紀末~20世紀初頭に使われた刻印の頭文字のCとMが重なったロゴが入っています。



クレイユ&モントロー(CREIL ET MONTEREEAU)
1796年に開窯したクレイユ、1700年代前半から陶器の製造を行っていたモントローとが1840年に合併してできたのがファイアンスリー、クレイユ エ モントロー。 その後、1920年にはショワジールロワと合併し、社名をHBCM (Hyppolyte-Boulanger Creil Montereau) と変更し、1955年まで陶器の製造を続けました。
パリのブルジョワを顧客に陶器製造を続けていたクレイユエモントローの器は、当時のフランス古陶ならではの空気感を纏った作陶品が多く、19世紀フランスアンティーク陶器の王道の1つとして、愛好家も多いです。
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