
垂れた耳やカールした毛並み、短い尻尾などコッカースパニエルをモチーフにしたと思われるヴィンテージフィギュリン。小さすぎず飾ると存在感があります。
18世紀にマイセンやダービー、チェルシーなどの窯元から作られたフィギュリンは、19世紀には非常に人気を集めました。さまざまなメーカー、窯元がこぞってフィギュリンを作りました。イギリスではスタッフォードシャードッグやBESWICKなどマルトでもお馴染みの伝統あるフィギュリンが存在します。
ご主人を見上げるような眼差しが可愛らしく愛嬌がある陶製の置物。1体でも大小様々なフィギュリンと並べて飾ると可愛いです。お腹にはMADE IN ENGLANDの刻印が入っています。カケやひび割れのないグッドコンディションです。





figurine(フィギュリン)陶土・テラコッタ・金属 などで作った小型の人形のこと。16世紀頃よりヨーロッパの貴族達にとっては豪勢な晩餐を開くことが一つのステータスとなっており、料理だけでなく食卓や食器にまで凝った演出を施していました。
当初、晩餐のテーブルを装う飾りは、各家お抱えの料理人やパン職人が、蝋やパイ皮で作っていましたが、やがてその飾りが陶磁器で作られるようになり、フィギュリンがそれに代わるようになったと言われています。
サイズ | w21 d6.5 h17.5cm |
材 質 | 陶器 イギリス 1950~70年代頃 |