紙の上のパリ・モード
19世紀のフランスでは、流行のドレスを描いたファッションプレートが、女性向けの雑誌に綴じ込まれていました。画家の下絵を銅版に彫って刷り、仕上げに一枚ずつ手で色を差したものです。
『ジュルナル・デ・ドゥモワゼル』はその代表のひとつ。コラン家の三姉妹のように、名前を残さずに描き続けた女性の画家たちもいました。袖のふくらみや帽子のリボンに、当時の流行がそのまま残っています。
紙の上に残された、19世紀のパリの流行。maltoがフランスやイギリスの蚤の市で見つけてきた、リトグラフや手彩色のファッションプレート、油絵、古い額縁です。
雑誌の一枚を額に収めた版画から、蝶や野鳥を描いた図鑑の挿絵、どっしりとした油彩まで。年月でやわらいだ紙の色と額の風合いが、壁にしずかな奥行きを添えてくれます。
25商品中20個を表示
1846年の手彩色ファッション版画。貴婦人のドレスを描いた額装アンティークのプレート
1779年頃の銅版画。英国チェスターの街を描いた額装アンティークの風景版画
1846年のモード誌から、ドレスをまとう貴婦人の石版画。
大きな帽子とロングドレス、ヴォーグ以前のパリ・モード6図。
セピアに沈む1910年代のパリ、オートクチュールの記録。
プラムと水差しの静物、バーガンディの額に収めて。
雑誌の一枚、図鑑の挿絵、誰かが描いた油絵。ヨーロッパの家の壁を飾ってきた古い絵と額縁のことを、少しだけ。
19世紀のフランスでは、流行のドレスを描いたファッションプレートが、女性向けの雑誌に綴じ込まれていました。画家の下絵を銅版に彫って刷り、仕上げに一枚ずつ手で色を差したものです。
『ジュルナル・デ・ドゥモワゼル』はその代表のひとつ。コラン家の三姉妹のように、名前を残さずに描き続けた女性の画家たちもいました。袖のふくらみや帽子のリボンに、当時の流行がそのまま残っています。
リトグラフは、1796年ごろドイツのアロイス・ゼネフェルダーが考え出した版画です。平らな石灰石に油性の画材で描き、水と油がはじき合う性質を使って刷ります。
19世紀には色ごとに版を重ねる多色刷りも広まり、蝶や野鳥の図鑑、風景の挿絵がたくさん作られました。一枚から気軽に選べるのも、古い版画の楽しさです。
いくつかの額を組み合わせて飾るときは、まず目線の高さを基準に。主役になる大きめの2点を対角線上に置き、そのあいだを小さな額で埋めていくと、自然とまとまります。
額縁のあいだに、壁掛けの鏡や小さなオブジェを加えるのも素敵です。
アンティークの絵画は、その年代や時代背景を反映しており、芸術的・歴史的な価値が高いとされています。
例えば、18世紀や19世紀の絵画には、当時の社会や文化、風俗、風景などが描かれており、特に写真が一般的に普及する以前の時代は当時の時代背景を知る上で貴重な資料にもなっています。
アンティークの絵画には、独自の美しさや技術的な高度さがあります。絵画は、アーティストの表現力や技術、感性によって作られるため、一点ごとに異なる魅力があります。
そして、アンティークの絵画は、時代背景や芸術の流れに影響を受けながらも、その時代独自の表現や技法が発展してきたため、独自の美しさを感じさせます。
さらに、アンティークの絵画は、年月を経た経年変化や使用感がある場合が多く、それによって表情が深みを持つことがあります。それにより、絵画に独自の味わいや魅力が生まれるのもアンティークならではではないでしょうか。
たとえ世間的に知られていない無名の芸術家のアンティークの絵画でも多くの人々に愛され、コレクションやインテリアとして楽しまれています。
また19世紀ヨーロッパで生まれたリトグラフ(石版画)と呼ばれる版画印刷の絵も取り扱っています。リトグラフは石版に絵柄を描き、そこに油性インキを塗って、その上から湿った紙をのせて圧力をかけて印刷する技術。
19世紀から20世紀初頭にかけて広く使われていた印刷技術で、主に美術品やポスターなどのデザインに使われていました。油絵や水彩画ともまた違った趣きのあるレトロなタッチが魅力的です。
マルトで取り扱うヨーロッパのアンティークの絵画・額縁・フレームは、イギリスやフランスのマーケットを回り現地でバイヤーが直接商品を手に取って厳選し買い付け輸入しています。
絵や鏡を失ったあとの額縁フレームは、ただ壁に立てかけるだけでも可愛く、お手持ちの物と合わせたりしながら、数個を合わせて壁に飾れば、素敵なアンティークインテリアになります。洋書の1ページを壁に貼り周りを額縁で飾るだけで、まるで額装された作品のようになります。
アンティーク額縁には多くの魅力があります。まず、アンティーク額縁は職人による手作りで作られているため、独特の風合いや装飾の美しさがあります。一つ一つに個性があるため、その額縁に合ったイラストや絵画や写真を入れて飾ることで、より一層魅力的なインテリアになり、特別感を演出する不思議な魅力があります。
また、アンティーク額縁は歴史を感じることができる点も魅力的です。年代物の額縁は、その時代の社会や文化に触れることができる貴重なアイテムであり、アンティークコレクターの間では高い人気を誇っています。
アンティーク額縁は、古いものであるため、使用感やダメージがあることがありますが、それが味わい深さや他にはない1点ものの美しさにつながる場合があります。独特の味わいを持つアンティーク額縁は、新しい額縁にはない人を惹き付ける魅力があるのではないでしょうか。
買付けに渡欧したときに気付く事は、ヨーロッパの人々は日本に比べてディスプレイをする事に長け、室内を飾り、生活をより楽しんでいるような気がします。 そんなヨーロッパの人々のエッセンスを取り入れてアレンジし自分だけのインテリアを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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