アンティークキッチンウェアを買付け

こんにちわ。インテリアショップmaltoのバイヤーショコラです。
宿泊しているホテルの朝食。毎日本格的なイングリッシュブレックファーストを食べると胃もたれだけでなく太って帰国してしまうため、最近はコーヒーと果物だけで済ませてます。
このティーカップかわいいなぁ。デザインパターンはアジアですが、製造はイギリス1920年代のお品です。こうやって古いアンティークの食器を日常に使うおもてなしは素敵ですね^^
最近お客様に好評のアンティークのミントン、ロイヤルアルバート、ウェッジウッドなどの古い食器を中心に買い集めてます。
昔のデザインパターンの方が洗練されていたり、ハンドペイントで繊細な絵のタッチなどが素晴らしかったり、カケさえなければ現代でも十分長く愛用できるアンティークのカップ&ソーサやプレートをぜひ日常使いしていただきたいです^^

鮮やかなブルーが綺麗なプレート。デザインパターンや裏面の刻印によって製造年月日、場所などが分かります。

こちらは「ロイヤルアルバート」の葉ながらのカップ&ソーサのトリオ。ケーキ皿も付いており、来客時に活用できます。
カップ自体も軽く、持ち手を指でつまんで飲むことが出来ます。

ブリティッシュビンテージカップ&ソーサもデザインが素晴らしい。シンプルながらも色使いやポイントの絵柄に当時の個性が感じられます。
このミッドセンチュリーの面影を残す「ミッドウィンター」「ホンジー」「デンビー」などのブランドはイギリス現地でも人気で、コアなファンが多いです。
現在はデンビーをを残し、全て窯が廃業されてしまったので製造されていないメーカーになります。
一目惚れして買い付けた鳥と植物のお皿

こちらはフランスのお皿。ブルーの下地に鳥や植物が生き生きと色付けられています。
立体的な表現と鮮やかな色使いのものをフランスでは総称でバルボティーヌと呼びます。
バルボティーヌという言葉は窯やブランド名ではなく泥漿(泥漿とは、鉱物や泥などが混ざっている液状の混合物)を意味するフランス語です。
そのルーツは16世紀まで遡り、ベルナール・パリッシーによる「田園風土器」が起源とされています。
これらの陶器は、時の王妃カトリーヌ・ド・メディシスなどの庇護のもとに生産され、貴族などの富裕層の間で珍重されました。
パリッシーの陶器は、ルーブル美術館にも展示されております。

こちらもフランスのアンティークキッチンウェア。ハトの器は上部が取れて中に食べ物を入れることができます。アスパラガスのお皿も見ているだけて楽しい気持ちに。
食卓に遊び心を加えることがフランス人は本当に上手^^
天気予報はあてにならない、突然やってきた雨雲。

この日は5月なのですが、東京と違いイギリスは長そで、ストールがないとまだ肌寒いです。それでも10年前に比べると暖かくなっているので、やはり地球温暖化の影響なのでしょうか。
天気予報は降水確率20%だったのに、突然やってきた雨雲。この後雨が降りました。。イギリス人は雨なんか気にしないのか、傘を持ち歩く事もあまりせず、少しぐらい濡れても全く問題ないようです。
天気予報があてにならない地域に住むとそうなるかも..
つづく