KASAMA WARE — KOICHI IINUMA
笠間焼の作家
飯沼耕市のうつわ
透きとおる海、暮れゆく空、深い夜の藍。ひとつの器のなかに、いくつもの青がしずかに重なります。茨城・笠間の作家 飯沼耕市さんが生み出す「色彩碧釉(しきさいへきゆう)」の世界へ。
Glaze — 色彩碧釉
ひとつの器に、いくつもの青を
飯沼さんの代名詞ともいえる「色彩碧釉」は、ご自身で調合したオリジナルの碧(あお)い釉薬を幾重にも重ね掛けすることで生まれます。濃く沈むところ、淡く澄むところ。掛かり方のわずかな違いが、深い海のような濃淡の景色を描きだします。
とりわけ器の見込み(内側の底)にはガラス質の釉をたっぷりと溜め、光を受けてきらきらと輝く奥行きが生まれます。表面には「貫入(かんにゅう)」と呼ばれる細かなひび模様が走り、まるで宝石や夜空をのぞき込むような表情に。焼き上がりは一点ずつ異なり、同じものはふたつとありません。
光の当たる角度で表情が変わり、使うほどに手になじむ。
飯沼さんの器は、日々の食卓に小さな余白と物語を添えてくれます。
Artist — 作り手
研究熱心な、青の探求者
飯沼耕市さんは、海外の作家の創作現場を間近に見たことをきっかけに大いに刺激を受け、陶芸の道へ。42歳で独立・築窯して以降、毎回の個展で新作を発表し続ける、たいへん研究熱心な作家さんです。オリジナルの碧釉を軸に、いまも新しい青の表情を探し続けています。
飯沼 耕市
IINUMA KOICHI
| 1962年 | 茨城県水戸市に生まれる |
|---|---|
| 1999年 | 荒田耕治氏に師事 |
| 2004年 | 茨城県笠間市に築窯し、独立 |
主な受賞・入選:日本陶芸展(賞候補・入選)/日本伝統工芸展(入選)/陶美展(入選)/菊池ビエンナーレ(奨励賞・入選)/神戸ビエンナーレ(奨励賞・入選)/現在形の陶芸 萩大賞展2010(優秀賞)/国際陶磁器展美濃(入選) ほか
Origin — 笠間焼という土壌
自由な作風を育てた「作家の産地」
笠間焼は、江戸時代中期(18世紀後半)に笠間藩の役人・久野半右衛門が良質な粘土に恵まれたこの地で窯を開いたことに始まる、関東でもっとも古い焼き物産地のひとつです。ここで学んだ大塚啓三郎が後に隣の栃木・益子で窯を築いたことから、笠間焼と益子焼は「兄弟産地(かさましこ)」と呼ばれています。
戦後の需要減で一度は衰退しますが、笠間市が「芸術の森」や陶芸団地を整え、1960年代の民藝ブームを機に全国から作家が集まりました。その名残で、いまも窯元の多くが作家系。「特徴がないのが特徴」と言われるほど作風は自由で多彩です。飯沼さんの色彩碧釉のような独創的な表現が生まれるのも、決まった型に縛られないこの土地ならでは。鉄分を含み成形しやすい「笠間粘土」が、作り手の個性豊かな造形を支えています。
Care — 暮らしのなかで
長く付き合うための、小さなこつ
手仕事の陶器であり、貫入のある釉薬を纏った一点もの。少しだけ気にかけていただくと、より長く、美しくお使いいただけます。
使いはじめに
ご使用前に、米のとぎ汁でやさしく煮る「目止め」をしておくと、貫入への色移りやシミが付きにくくなります。
洗うときは
やわらかいスポンジで手洗いを。長時間の浸け置きや、急な温度変化(熱湯・冷水)は避けてください。
育てる楽しみ
使ううちに貫入がほんのり色づき、景色が育っていきます。それも作家ものの器ならではの味わいです。
電子レンジなどは
作家ものの器は電子レンジ・食洗機・オーブンを避けるのが安心です。詳しくは各商品ページをご確認ください。
Lineup — 現在のラインナップ
飯沼耕市さんのうつわ
※ 一点ものにつき、写真と実際の色合い・貫入の表情は一点ごとに異なります。売り切れの際はご容赦ください。
よく選ばれているうつわ
直近3ヶ月で、お迎えくださった方の多い順に並べています
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1
笠間焼【益子淳一】・面取マグカップ/作家のうつわ 2色展開 カフェ 和食器力強い面取りが手になじむ、粉引と鉄黒から選ぶマグカップ。¥2,420(税込)
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2
笠間焼【益子淳一】・しのぎマグカップ/作家のうつわ 2色展開 カフェ 和食器ざらつくしのぎが手になじむ、粉引と鉄黒から選ぶマグカップ。¥2,420(税込)
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3
オウルスパイスセット 陶器 塩コショウ入れ 日本製ぱっちり目のフクロウが食卓に、置いておきたい塩コショウ。¥2,200(税込)
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4
燕三条 ハンドル付き茶こし なごみ槌目 抹茶対応 ステンレス 日本製燕三条の槌目仕上げ。ポットがなくても茶葉から淹れられる深型の茶こし。¥1,050(税込)
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5
ナチュラルなチーク材スタックトレイS 幅23cm、奥行13cmデスクの小物置きにもなる小さめ、重ねて仕舞えるチークの盆。¥2,134(税込)
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6
笠間焼【益子淳一】・しのぎぐい呑み/作家のうつわ お猪口 和食器素朴でモダンなしのぎ、粉引と鉄黒から選べるぐい呑み。¥990(税込)
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7
STUDIO M'四方に燕が飛ぶ爽やかな一枚、取り皿にちょうどのオーバルS。¥2,310(税込)
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8
見つめるビションフリーゼのマグカップこちらをじっと見つめる立体造形、たっぷり340mlの一杯。¥1,760(税込)
7商品中5個を表示
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