籠に活けた花束を手描きであしらった、取っ手のないティーボウル。カップ&ソーサーの原型ともいわれる、イギリスの希少なアンティークです。
まだイギリスで磁器を作る技術が発達していなかった時代に、中国から輸入された取っ手のないティーボウルを元に、イギリスで作られたアンティークティーボウルです。径8.5cm・高さ5cmの手になじむ小ぶりサイズで、紅茶やハーブティーを楽しむのに。西洋のデザインながらどこか東洋的な趣も感じられ、籠と華やかなブーケはいずれも繊細な手描きで表されています。とても薄く硬い磁器で、手に持ったときの質感は独特。数百年前のアンティークならではの存在感が伝わってきます。
王侯貴族の茶会で使われた中国製の小型の茶碗は、緑茶の茶碗と同じく取っ手がなく、英語で「ティーボウル」と呼ばれていました。ティーが普及するにつれ、ソーサーの上でティーボウルを持ちながら砂糖をかき混ぜる必要が増え、1750年頃以降はハンドル付きも売られるようになりました。これが現代のティーカップ&ソーサーの誕生です。それでも1800年代に入っても、取っ手のないティーボウルはフォーマルなアフターディナーティーにふさわしいとして使い続けられました。同じ一客にはなかなか出会えない、希少な一点ものです。
サイズ:カップ φ8.5cm h5cm
国:イギリス
推定年代:1800年代初期頃
材質:磁器




















































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