
グラデーションが美しいブルーのヴァセリングラスの高台がついたイギリスのアンティークミルクピッチャー
ヴィクトリアン時代のプレスドガラスメーカーDavidson Glassのもの。透明感のあるブルーから徐々にマットな水色へのグラデーションや幾何学模様が本当に素敵です。
ヴァセリンガラスはウラングラスとも呼ばれ、極微量のウランを着色剤として加えたガラスのことで19世紀後期頃の50年間ほどしか製造されていなかった、今となってはとても貴重なヨーロッパ発祥のアンティークグラスです。



Davidson Glass19世紀照明にガス灯や電気が使われるようになる前はガラスのオイルランプが使用されていました。 手拭きのグラスは高価なうえ非常に繊細で壊れやすいものだったようです。
1860年代George Davidsonはニューカッスルで肉屋を営んでいました。1867年、45歳のGeorge Davidsonはオイルランプの煙突が不足していたため、ガラス工場を建設することを決意します。
ランプ工場は大成功を収めますが、オイルランプの煙突は徐々に収益性が低くなり、手拭きグラスより安価で生産しやすい一部機械化されたプレスガラス製造を導入し、さまざまなプレスガラスのテーブルウェアを製造。1890年頃には英国で最も生産量が多いガラス工場のひとつとなりました。
サイズ | w10.5 d7 h10.5cm |
材 質 | ヴァセリングラス イギリス 19世紀後期頃 |
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