
ウェッジウッドの代名詞「ジャスパー」の蓋付き小物入れ。ジョサイア・ウェッジウッド氏が石のように美しい焼き物を目指し開発しされた陶磁器の一つです。
ウェッジウッドの代名詞「ジャスパー」は、創始者ジョサイア・ウェッジウッドによる数千回の実験と研究の末、1775年に誕生したストーンウェアです。
マットな質感が放つ上品な風合いと優しい発色、繊細なレリーフ装飾には、ブランドのクラフトマンシップが息づいています。
サーペンタインのように波打った楕円や淡いセージグリーンのジャスパーウェアに施された壁画のように美しい立体的な模様や月桂冠のようなレリーフが優雅です。



ジャスパーウェアが誕生した18世紀、ボンペイ遺跡の発掘が進められ、人々の関心は古代ギリシャやローマ時代のものに高まっていました。
その流行をいち早く感じ取ったジョサイア・ウェッジウッドは、ジャスパーウェアにネオクラシカル様式のレリーフを施したことで、上流階級の人たちの間で「装飾用の焼き物」としての地位を築いていきました。
カケやヒビ等なく状態良好です。
【WEDGWOOD(ウェッジウッド)】ウェッジウッド社は、「英国陶工の父」と呼ばれるジョサイア・ウェッジウッド(1730-1795)により、1759年に創立されました。陶器業を営む家に生まれたジョサイアは、幼い頃から陶器作りに従事し、29歳でウェッジウッド社の前身となるアイヴィー・ハウス工房を設立。その後、「クリームウェア」「ジャスパー」など多くの画期的な素地の新製品を発表するとともに、今日まで続くウェッジウッドの伝統の基礎を築きました。同社の製品は瞬く間にヨーロッパ各地へと広まり、イギリス王室をはじめ、各国の王侯貴族たちに愛用されて、現代でも人々を魅了し続けています。