「John & Rebecca Lloyd of Shelton Figure(シェルトンのジョン&レベッカロイド)」と呼ばれるアーリーヴィクトリアン年代に流行した花の入ったバスケットを加えるプードルのフィギリン。
愛嬌のある表情が特徴的なプードル犬の陶器のフィギリンです。口には花や果物の入ったバスケットを咥えており、ライオンの鬣ようなカットが特徴で「John & Rebecca Lloyd of Shelton Figure(シェルトンのジョン&レベッカロイド)」と呼ばれるアーリーヴィクトリアンの1840年代に流行したモチーフになります。また楕円形の土台には必ず1本のライン装飾が入っていることも特徴の一つです。
こちらは通常より小さい高さ8.5㎝ほどのもの。表情が凛々しいながら何とも言えず可笑しく、見るたびに愛着の湧いてくるフィギリンです。
100年以上前に作られた大変古い陶器の置物のため、右足と左足付け根に修復跡がございます。詳細は掲載お写真をご確認ください。
通常のスタッフォードシャードッグのモデルの犬種は、主にキャバリア・キングチャールズ・スパニエル犬になりますが、プードル犬も度々見かけます。
当時主にスタッフォードシャー(ブリテン島中西部の州・陶磁器の生産が盛ん)の窯元で製作されたため、スタッフォードシャードッグと呼ばれております。
プードルのふわふわとした毛の質感もしっかりと陶器で表現されており、なんとも可愛らしいアンティークならではの温かい雰囲気が伝わります。