イギリスのカントリーサイドで愛用されていたと考えられる、アンティークチェアです。
背もたれは曲線が美しい「バルーンバック」スタイル。装飾は素朴な温かみのある実用的な造りであり、1910~1920年代当時の暮らしに寄り添った家具であったことが伺えます。
座面は「ラッシュシート」と呼ばれるイグサを丁寧に編み込んだもので、厚みと強度があり実用性に優れています。長年使われながらも耐久性が高く、しっかりとした座り心地を保っています。
素材に使われているウォールナット材は、深みのある色合いと美しい木目が特徴。年月を経たことで艶と落ち着きを増し、アンティークらしい風格を漂わせています。軽量さも魅力で、日常使いの椅子としても扱いやすい一脚です。
長年の使用による小さなキズや経年の風合いはありますが、ガタつきはなく安定感があり、アンティーク家具としては良好なコンディションを保っています。
アンティークの趣を損なうことなく、木の風合いの美しさを最大限に引き立てられるよう、自然素材の塗料(ワックスやオイル)を用いて軽くメンテナンスを施してからお届けいたします。
同デザインで2脚入荷しました。1脚単位で販売しております。
バルーンバックチェアとは1800年代中頃に流行し、パーラーやサロン(客間)のチェアとして使われていました。 「バルーンバック(balloon back)」とは、背もたれの風船のように丸く膨らんだ形に由来。背の曲線が優雅で柔らかい印象を与え、当時貴婦人がドレス姿で腰掛けた時に素敵なシルエットになるよう繊細なつくりになっており、現在はアンティークとして高い評価を受けています。