ドイツ中部の町Sitzendorfer(シッツェンドルフ)で1850年に創業。1958年の爆発事故により壊滅状態になりましたが、ビジネスパートナーの協力を得て再建。その後買収や法人化などがあり、第二次世界大戦中は他の企業と同じく戦争関連品の製造に従事。
1958年に当時東ドイツ政府が工場経営に影響を及ぼし始め、1972年には国有化されました。その後ベルリンの壁が崩壊すると1990年に再び民営化されますが2012年にその長い歴史に幕を閉じました。
こちらはバックスタンプから1910年代に生産されたものということが分かりました。切り株のようなところに腰を掛け、色とりどりの花がたくさん入ったバスケットが足元に置いてあります。帽子から靴に至るまで細かいディティールに惹かれる陶磁器の人形です。
100年以上前の古いフィギュリンですがカケも見受けられずグッドコンディションです。
とても美しいシルエット。
ドール好きによるアンティークモールでの買い付けフィギュリンを数多く集める、ヨークシャー地方北の小さなアンティークモールのオーナーから買い付けました。ここでは貴婦人のドールはもちろんのこと、小さな犬や猫、ハーフドールと呼ばれるスカート部分を付けてティーコージーやピンクッションに仕立てる上半身の部分のみのドールを多数買い付けました。
コレクターでもあるオーナーさんのドールを愛する気持ちが伝わるセレクションでした。
後ろ姿も雰囲気があります。
カラーリングの濃淡も、とても綺麗です。