18世紀ウィーン生まれの伝統刺繍のロマンチックな装飾美プチポワン (Petit Point)のガラストレイ。
まるで一枚の絵画のように美しい刺繍がガラスに収められた、プチポワンのアンティークドレッシングトレイ。持ち手の装飾から刺繍の一針一針に至るまで、細部に宿る繊細な美しさが、時を超えて今もなお輝きを放ちます。
このプチポワン(Petit Point)は、18世紀のウィーンで誕生した伝統的な刺繍技法で、拡大鏡を使いながら極めて細かなテントステッチを手刺繍で施す、まさに芸術的な手仕事。細やかな表現が可能なため、布の上に絵画のような世界を描き出すことができます。
その優雅さから、マリー・アントワネットをはじめとするハプスブルク家の貴婦人たちにも愛されたとされるプチポワン。その刺繍がガラスに収められた本品は、香水瓶やアクセサリー、化粧品などを美しく引き立てる、まさにドレッサーまわりの主役にふさわしい存在です。
ハンドルの装飾も非常に繊細で見事な仕上がりになっております。