フランスのマーケットで出会った、美しく輝くシルバープレートのデザートフォーク。
パイソン柄の豪華なカトラリーボックスに12本がセットとなって入っています。
とても綺麗な状態で、目立つような傷や擦れ、摩耗はありません。シルバーが剥離しがちな、フォークの先端や側面も摩耗が少なく、しっかりと鋭さがあります。
経年による多少の硫化はありますが、磨けば本来の銀の美しさをすぐに取り返します。ボックス付きということもあり、ヴィンテージとは思えないコンディションを保っています。
ボックスはパイソン模様のデザイン。こちらも金具の損傷や角のダメージも特に目立つものはなく、、保管して頂く分には問題ございません。このボックスがカトラリーたちを大事に守ってきたのだと思います。
1910~25年頃に流行した芸術様式。アールデコの影響を強く感じられる一品。多角形模様がモチーフとなる「幾何学模様(きかがくもよう)」に特徴があります。フォークの柄は面取りしたボーンに黒の着彩を施し、まさにアール・デコ的なスタイリッシュさを感じます。ボックスにある2本のラインも、前の時代にはあまりみない意匠です。
アンティークシルバーテーブルウェアのお手入れ方法銀器は手入れが難しいというイメージがありますが、実は毎日のように使っていれば、 特別な手入れは必要なく、使用した後は薄めた中性洗剤液と柔らかなスポンジで普通に洗えばOK。 ただ、たまにしか使わないものなどが黒ずんでしまった場合 は専用のシルバー磨き剤で磨いてください。 表面の酸化が原因なので磨けば綺麗になります。
カトラリーのコンディションは良好です。