アンティークレザーブック フランス 本 革製

背表紙は深いグリーンのレザー装丁で、時を重ねた革の風合いが空間に静かな重厚感を与えてくれます。19世紀のフランスらしい格調高い佇まいは、ただ無造作に置くだけでも独特の存在感を放ちます。

ヨーロッパでは本が一般に流通するようになってからも、本は仮綴じで簡単な表紙しかない状態で販売されていたので、ヨーロッパの特権階級の人々はルリユール職人に依頼して、好みの装丁に仕立てる習慣が根付きました。

数冊まとめて棚に並べればクラシカルな雰囲気が高まり、裂いて蝋引きペーパーとしてアレンジしたり、ラッピング素材に活用するのもおすすめ。ディスプレイに個性と深みを出したい方にぴったりの一冊です。

紙面には経年によるシミや破れが見られますが、それこそがアンティークブックならではの味わい。長い時間を経てきた風格を、空間演出の一部としてお楽しみください。インテリアとしても、アート素材としても活躍してくれます。