直線を基調にしながら、腕を預けるアームはやわらかなカーブで仕立てられていて、見た目の端正さと座ったときの落ち着きが両立しています。座面は起毛感のあるグリーンのジグザグ柄で、木部の深いブラウンと相性が良く、置くだけでコーナーの景色が締まります。
背が高い分だけ佇まいは凛としているのに、背の抜けが軽さをつくるので、リビングの読み物席や寝室のチェア、デスク横の一脚にも取り入れやすいタイプ。特徴は、透かし背のライン、象嵌のアクセント、鋲留めの縁取り、そして脚まわりの貫がつくる安定感。
様式は曲線と幾何のバランスが美しい装飾寄りのデザインで、甘すぎず、アンティーク家具にもシンプルな部屋にも合わせやすい雰囲気です。
素材は木部が無垢材、座面はファブリック張りで鋲留め仕上げ。製造年代は刻印や資料がないため確認できませんが、この手の透かしと象嵌はイギリスの古い椅子らしい気配をしっかり残しています。
アームレストの先端部分など、ややペイントの摩耗があります。以前の持ち主が長年使っていたことを証明する、アンティークの味わいとしてお楽しみください。座面の布地の状態は良好なので、おそらく何度か張り替えられながら大切にされてきたのでしょう。
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