青空を自由に舞う愛らしいツバメの姿に心奪われる、ティーカップ・ソーサー・デザートプレートの美しい3点セット。1930年代、チェコスロバキア時代にGebruder Benedikt社によって製造された、希少なアンティークアイテムです。
Gebruder Benedikt(ゲブルーダー・ベネディクト) は、かつてオーストリア=ハンガリー帝国時代から続くチェコスロバキアの陶磁器メーカーです。19世紀後半から20世紀前半にかけて、特にアール・デコ期に美しい磁器を数多く生産しました。
裏面には「Made in Czecho-Slovakia」のバックスタンプが刻まれており、時代を物語る確かな証として残されています。
アール・デコ特有のシャープで鮮やかなデザインはすべて手描きで、ツバメが草原や木々、夕日に染まる空の中を飛び交う、どこか郷愁を誘う牧歌的な風景が丁寧に描かれています。グリーン、サンセットイエロー、コバルトブルーの色合いが見事に調和した、心温まる絵柄です。
縁には繊細な金彩が施され、ソーサーとプレートは優美な円形、カップにはモダンでスマートなスクエア型ハンドルが添えられています。繊細ながらもしっかりとした磁器製で、ヒビやカケのない大変良好なコンディションです。
今回は2セットのみの入荷。すべて手描きのため、それぞれツバメの飛ぶ向きや草花の配置が微妙に異なり、唯一無二の個性をお楽しみいただけます。
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