イギリスで1790年代後半に創業された、伝統ある陶器メーカー「MASON’Sメイソンズ」社による1930年代から作られ始めた牡丹の花や孔雀のような動物が描かれたリージェンシーデザインのアンティーク大ぶりのミルクピッチャーです。
MASON’S社は当時高価で壊れやすい中国からの輸入磁器に劣らず美しく、硬くて丈夫ということで日常に使う器として広く使われ、イギリスで最も人気の高いブランドとなりました。
今回入手したこちらの美しいカップ&ソーサーはバックスタンプから1930~40年代に作られたお品になります。模様は転写、色付けは全て職人による手作業によって行われております。ヒビ、カケ等なくコンディション良好です。
MASON'Sのミルクジャグは大きなサイズが主流のため、クリーマーやソースポット、ドレッシングやはちみつなど様々な用途
にお使いいただけます。
18世紀のヨーロッパでは高価で壊れやすい中国からの輸入磁器に劣らず美しく、硬くて丈夫ということで日常に使う器として広く使われ、メイソンはイギリスで最も人気の高いブランドとなりました。
17世紀末から18世紀にヨーロッパでは日本や中国趣味の食器が大変流行し多く生産されました。
19世紀後半からは日本の美術工芸品が、西洋の美術、工芸、装飾などの幅広い分野に影響を与えた現象。ジャポニズムが始まりますが それまでは日本と中国の区別がなく、総じてシノワズリー(中国趣味)と呼ばれていたため、どこかチャイニーズオリエンタルの空気を持ち合わせています。