アンティーク La Lorraine(ラ・ロレーヌ)キャニングジャー 保存ビン フランス 淡い緑色の蓋付きガラスジャー

ロレーヌ地方で作られたガラスジャーはレバー金具でしっかりと蓋が留められるタイプ。 タンポポの上にカップが乗ったようなユニークな模様がLa Lorraineのロゴの下と蓋に入っています。

しっかりとした重みがあり、ぽってりとした厚みのあるガラス、そして所々に入った気泡、現在のガラス製品にはないカラーや質感がアンティークのガラスがもつ魅力。キッチンツールを入れたり、テーブルの上でお花を飾ったり、収納容器、保存容器としてもご使用いただけます

フランスのガラス保存容器の歴史は古くその起源は200年以上前のナポレオン戦争時まで遡ります。当時兵士たちの食料を保存する容器として発明されました。 1803年に勃発したナポレオン戦争は15年近く続き、兵士たちは安定した食料供給が行われず地方で孤立することも。

その結果、多くの兵士が壊血病や飢餓に苦しむようになり、フランス政府は兵士を守るため、解決策を考えた者に1万2千フランの報奨金を出します。 1806年パリの菓子職人Nicolas Appertは、金属板と蝋で密封したガラス容器を熱湯に浸すと、食品の保存に効果的であることを発見。それがフランスのキャニングジャーの始まりでした。

経年使用により錆や擦れや傷、細かな汚れ等があります。古いガラスならではの雰囲気をお楽しみください。