この時代ヨーロッパで流行したオリエンタルデザインの中で最も人気の高く、東洋の雉と牡丹をモチーフとした華やかな絵柄で、色調は白い陶器に淡いブルーで統一されています。転写で絵付けされた淡いブルーの色味もとてもレトロで素敵です。
こちらが18世紀創業の老舗製陶メーカーウェッジウッドが製造したものになります。
Asiatic Pheasantsは当時のヨーロッパで流行したオリエンタルデザインの中で最も人気が高いパターンで、フェザンツとはコウライキジを指し、ユーラシア大陸や日本に生息する東洋の雉と牡丹をモチーフとした大変華やかな絵柄で色調は淡いブルーに統一されています。
貫入やチップ、汚れなど古い陶器製品ならではの年季が入っていますがアンティークならではのものとしてお楽しみください。
【WEDGWOOD(ウェッジウッド)】ウェッジウッド社は、「英国陶工の父」と呼ばれるジョサイア・ウェッジウッド(1730-1795)により、1759年に創立されました。陶器業を営む家に生まれたジョサイアは、幼い頃から陶器作りに従事し、29歳でウェッジウッド社の前身となるアイヴィー・ハウス工房を設立。
その後、「クリームウェア」「ジャスパー」など多くの画期的な素地の新製品を発表するとともに、今日まで続くウェッジウッドの伝統の基礎を築きました。同社の製品は瞬く間にヨーロッパ各地へと広まり、イギリス王室をはじめ、各国の王侯貴族たちに愛用されて、現代でも人々を魅了し続けています。