アンティークオパールセントグラス脚付きボウル Davidson デヴィッドソン イギリス

透き通るようなブルーから乳白色へと移り変わる美しいグラデーションが特徴で、光にかざすと淡い虹色のような輝きを放ちます。

「オパールセントガラスについて」

アメリカの有名な宝石商ティファニー家のルイス・コンフォート・ティファニーによって19世紀末に開発されたガラスで、リン酸塩・亜砒酸・蛍石・硅弗化ソーダなどをガラス原料に溶解し急冷して再加熱すると、青白い艶を抑えた不透明から半透明の乳白色のガラスが出来上がります。

リブ（縦筋）の入った立体的なフォルムと、 scalloped（波型）の縁取りは、デヴィッドソンをはじめとするイギリスのプレスガラスに見られる典型的な意匠。19世紀末から20世紀中頃にかけて人気を博したスタイルで、当時の食卓やサロンを華やかに彩った器のひとつです。

デザートやフルーツを盛り付けるのはもちろん、現在ではインテリアオブジェやアクセサリー入れとしても活躍します。経年に伴うわずかな使用感はありますが、欠けやヒビはなく、ヴィンテージとして良好なコンディションです。

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