イギリスのマーケットで入手したこちらの商品は、ジョージアン時代に流行したドラムタイプの大きなティーポット
一見定番のアンティークティーポットのようですが、細やかなエングレービングによる装飾が見事な一品。ボタニカルモチーフの装飾が一周し、中心のリース飾りが印象的です。
ジョージアン時代のスタイリッシュかつきらびやかなアンティークらしさが宿る人気のスタイルです。
シェフィールドにて1833年に創業したJOHN HARRISONは19世紀の産業革命における英国の主要メーカーの1つで、主にピューターやシルバープレートのテーブルウェアや燭台などを 製作していました。1881年に商標登録されたトランペットのマークが特徴。事業は1889年にリチャードリチャードソンに引き継がれており、こちらの社名が使われていた期間が短いため、数が少なく珍しい品物です。
ボディに小さな擦れや剥離、傷いくつか凹みがございます。
SHEFFIELDイギリスで最も優れたシルバー製造の町「シェフィールド」1742年頃イギリスのシェフィールドの金工トマス・ボウルゾーバーが銀メッキ技術を発明し、シルバー製品の中心となりました。その後同じくシェフィールドのシルバースミス「エルキントン」により電気分解による銀メッキ技術が発明され、多くの銀器の製造をしました。
ドラムタイプのティーポットは装飾にこだわりがあります。
縁取りされたデザインがクラシカルで素敵です。
蓋は滑らかに開きます。
つまみはクローバー型。
底面には刻印があります。
【アンティークシルバーテーブルウェアのお手入れ方法】銀器は手入れが難しいというイメージがありますが、実は毎日のように使っていれば、 特別な手入れは必要なく、使用した後は薄めた中性洗剤液と柔らかなスポンジで普通に洗えばOK。
ただ、たまにしか使わないものなどが黒ずんでしまった場合 は専用のシルバー磨き剤で磨いてください。
表面の酸化が原因なので磨けば綺麗になります。