アイアンストーンの特許を1861年に引き継いだG.L.Ashworth & Bros(Ltd)アッシュワースによるディナープレート。「Rayner」と呼ばれるパターンで、伊万里焼に強い影響を受けたパターンです。
17世紀末から18世紀にヨーロッパでは日本や中国趣味の食器が大変流行し多く生産されました。
19世紀後半からは日本の美術工芸品が、西洋の美術、工芸、装飾などの幅広い分野に影響を与えた現象。ジャポニズムが始まります。
それまでは日本と中国の区別がなく、総じてシノワズリー(中国趣味)と呼ばれていたため、
こちらの商品も和の雰囲気を感じつつも、どこかチャイニーズオリエンタルの空気を持ち合わせています。
1870年頃に製造されたもので約140年の品物です。小さな傷や若干の汚れ、くすみはあるものの、全体的な絵柄の発色も良く、コンディションは比較的良好です。
・上品で可愛らしいアンティークのお皿です
ハンドペイントによるオリエンタルな絵柄
2.5cmほどの浅めのプレートです。壁に飾るなど、インテリアとしての魅力があります。
背面の状態。
イギリスの国章(紋章)のバックスタンプがあります。
チップや貫入、ヨゴレがあります。
140年以上前の美しいアンティークプレートです。
