北イタリア、ヴェネチアの小さな島、“ムラーノ島” の数限られた職人の手によって一点一点、生み出され、約1000年に渡り受け継がれてきたMURANO glass(ムラーノガラス)によるボウルです。置いておくだけでもおしゃれなインテリアオブジェになるヴィンテージガラスボウルです。
厚みのあるガラスが、光で色の濃淡を美しく表現してくれます。
アクセサリーや小物入れとして使ってもよさそうなサイズ感。灰皿としてもお使いいただけます。
テーブルやカウンターの上にオブジェとして飾っておくだけでも素敵。
ヴィンテージ品のため擦れ等ございます。ヒビ、カケはありません。
リムが波打った独特の形。
上品でシンプルなデザインながらもとても美しいガラスのボウル。
芸術性の高い一点ですので、さりげなくテーブル等の上に置いて頂くと空間に彩りを添えてくれます。厚みがあるので安定感があります。
MURANO glass一般的にはヴェネチアンガラスと呼ばれ、日本の有田焼や九谷焼などと同様に、土地の名前が入ったイタリアの伝統工芸品といえるムラーノガラス。
「ガラスの島」とも呼ばれ、現在もガラス工房が密集するムラーノ島ですが、その起源はヴェネチアがまだヴェネチア共和国という一つの国だったころ、高度なガラス技術が国外に流出することをふせぐために、ヴェネチア共和国政府が、ガラス職人とその家族たちをムラーノ島に幽閉した事から始まります。
ムラーノガラス職人の仕事は本当に過酷なもので、継承者は年々減りつづけ、現在では、ムラーノ島の上級職人(マエストロ)の数は非常に数少なくなりました。
長く培われた匠の技術と伝統の灯にも、かげりが見られ、上級職人の手で生み出されたムラーノガラスは日々稀少価値が高くなっています。