犬をモチーフにした陶器製のアンティークフィギュリンです。
本来はマントルドックとも呼ばれる、暖炉の上に飾るために作られた物になります。
1900年前後の古いタイプになります。底面の穴は大きく空いておらず、薄く硬い陶器で作られており、卓越した技術が感じられます。
サイズは幅20cm 奥行10cm 高さ20cmと小さすぎず、大きすぎない程よい存在感がある、最も飾りやすい形かと思います。
年代物のため擦れ等ございますが、目立つヒビやカケはなくコンディション良好です。塗装の剥がれもありません。2個ペアでの販売となります。
イギリスの陶器製品で有名なスタッフォードシャー地方で長い間作り続けられてきたフィギュギリンです。擬人化したいような眉と目のデザインが特徴的です。青いリボンをお揃いて首に巻いており、座り方も他のスタッフォードシャードックと比べて犬らしく、ユニークなお品です。
figurine(フィギュリン)陶土・テラコッタ・金属 などで作った小型の人形のこと。16世紀頃よりヨーロッパの貴族達にとっては豪勢な晩餐を開くことが一つのステータスとなっており、料理だけでなく食卓や食器にまで凝った演出を施していました。
当初、晩餐のテーブルを装う飾りは、各家お抱えの料理人やパン職人が、蝋やパイ皮で作っていましたが、やがてその飾りが陶磁器で作られるようになり、フィギュリンがそれに代わるようになったと言われています。