シンプルなデザインに、ハンドエッジングによる紋章が目を惹く、アンティークのティーキャディ(紅茶入れ)です。紅茶の茶葉を保管するための容器として使用されていました。
当時、紅茶はとても貴重で限られた人しか飲むことのできない高級品でした。美しい銀を纏ったティーキャディーからもとても大切に扱われていたであろうことがうかがえます。
経年使用による細かな傷や凹凸、シルバーの剥離が表面にございますが、それもアンティークの魅力の一つとしてお楽しみください。
【アンティークシルバーテーブルウェアのお手入れ方法】銀器は手入れが難しいというイメージがありますが、実は毎日のように使っていれば、 特別な手入れは必要なく、使用した後は薄めた中性洗剤液と柔らかなスポンジで普通に洗えばOK。
ただ、たまにしか使わないものなどが黒ずんでしまった場合 は専用のシルバー磨き剤で磨いてください。 表面の酸化が原因なので磨けば綺麗になります。
八角形の美しい形。
磨くと鏡のように反射するシルバー。
オーバル型の紋章がハンドエッジングで施されています。
キズや擦れがあります。
シルバーが剥離している部分がございます。
貴重な茶葉を入れていました。
蓋の裏面。
底面にはフェルトが張られていますが、ダメージがあります。