シルバープレート製、William Wheatcroft Harrisonによる台座付きの豪華なビスケットジャー。
ビスケットジャーなので、焼き菓子などを入れてティータイムを楽しんでいただきたいのですが、当時は お茶ではなく、シャンパンと一緒にいただく細長いビスキュイを入れていました。
そのビスキュイの為に、様々なデザインのビスケットジャーがつくられていたなんて、何とも優雅時代ですね。
キッチンで紅茶や、ティーパックを入れたり、マカロニを入れたりと保存容器にされるのもいいですね。
底面のホールマークより、イギリスのシルバースミス、William Wheatcroft Harrisonによるものとされます。古いお品のため、表面の銀の大部分が剥離し下地メタルがのぞき、長い経年を感じさせます。
表面に施されたエーヴィング装飾が非常に細かく見事な模様を作り出しています。現代では作られることのない装飾様式になります。