ペイントが剥離したシャビーな表情がヴィンテージらしい一品。牧場に放牧されていた乳牛のようなのどかな雰囲気があります。
同シリーズで家畜追いの男性や乳しぼりをする女性のフィギュリンも存在するようです。
Timpo Toysはドイツのフランクフルトに生まれ、後に亡命したユダヤ人Sally Gawrylovitz氏(1907~2000)によって設立。
創業当時はToys Inporters Ltdという玩具の輸入企業でしたが、第二次世界大戦により輸入が困難になったことを受け、オリジナルの玩具の製造を手掛けるようになりました。
戦時中は金属の代替となる素材の開発に努め、第二次世界大戦の終わりまで木製あるいはベークライト製の様々な玩具を製造していました。戦後初期はミニカーの製造に力を入れています。
こちらはお腹の部分にTimpo ToysやMADEINENGLANDの刻印が入っています。
