ホールマークにはEHPの刻印があり、イギリスシェフィールドにあったシルバースミスEH Parkin & Coが製作されたもの。
ドレッシングやソース、はちみつなどいろいろ使える注ぎ口の持ち手があるフォルムで重宝しそう。
古いものになるため多少の擦れは見られるものの目立つ傷や汚れもなくグッドコンディションです。
【EH Parkin & Co】Edward Hugh Parkin(1893-1963)によって1919年に創業。カメオがトレードマークになっています。1929年以降はシェフィールドのスコットランドストリートに移転します。第二次世界大戦中は軍の部品を製造。工場は空襲にあいますが1946年に工場を再建。戦後はParkin & CoおよびParkin Silversmiths Ltdとして活動します。
1963年にエドワード ヒュー パーキンが亡くなると2人の息子に事業が引き継がれ1977年に工場が移転。
その後British Silverware Ltdに名前が引き継がれています。
スタッフ買付ストーリー
上質のティーウェアと共にマダムは会場の調度品やリネンなどを、家の格や歴史などの背景とともに語るのが常でした。このような優雅な貴族のアフタヌーンティーは、いつしか「ヴィクトリアンティー」と呼ばれるようになり、現代のアフタヌーンティーのお手本とされていたようです。
【アンティークシルバーテーブルウェアのお手入れ方法】
銀器は手入れが難しいというイメージがありますが、実は毎日のように使っていれば、 特別な手入れは必要なく、使用した後は薄めた中性洗剤液と柔らかなスポンジで普通に洗えばOK。
ただ、たまにしか使わないものなどが黒ずんでしまった場合 は専用のシルバー磨き剤で磨く、または重曹に漬けてみてください。
表面の酸化が原因なので磨けば綺麗になります。