Denby
デンビー
デンビー社(Denby Pottery)は、1809年イギリス・ダービーシャー州で創業したストーンウェア・メーカー。 設立当初は主にボトルを製造していましたが、戦後テーブルウェアに進出して以降イギリスで絶大な人気を博し、テーブルウェアメーカーとして確固たる地位を獲得しました。 イギリスではデンビー社の商品は高級品ではなく、丈夫で割れにくい日常使いの食器として知られています。 現在では世界中で販売されていますが、まだまだ日本では知られていません。 日本でも正規代理店があり現行商品を買うことができますが、やはりヴィンテージでしか手に入らないシリーズがあります。
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【 Vintage DENBY 】
Denbyとは?
Denby(デンビー)の歴史は1809年、イギリスのダービーシャー州で道路建設時に粘土が発見された時から始まりました。
Denbyの創設者、ウィリアム・ボーン氏が粘土の質を調査しそのポテンシャルを確信、1809年に発見された粘土層の近くで陶器の製造を開始しました。
設立当初は、ボトルを主に製造していましたが、第二次世界大戦後に本格的にテーブルウェアの製造へと移行。
当時、大変人気を博し、以降テーブルウェアが製造の中心となりました。
200年以上経過した現在でも、当時と変わることなくダービーシャーにて、ダービーシャーの上質な土を使い職人が作り続けています。
MALTOで扱っているのはVintage DENBY
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Imperial Blue
(インペリアルブルー)30年以上経って今なお愛される、人気のロングセラーシリーズです。コバルトブルーと内側の白のコントラストが特徴です。 鮮やかなコバルトブルーの色合いが目を引く、いつまでも飽きのこない日常に溶け込むシリーズです。
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Regency Green
(リージェンシーグリーン)さわやかで落ち着いた色合いのシリーズ。1984年~現在まで製造される人気の高いパターンです。
ハーブのような色合いは、気分をすっきりとさせる癒しの時間を演出してくれます。 -
POTTER'S WHEEL
(ポッターズホイール)1973年にDavid Yorath(デイビッド・ヨラス)氏によってデザインされ、1974-1987年にかけて製造されたシリーズ。
Potter's wheelは日本語で「ろくろ」。つるっとした形状と直線的なブラウンの色つけが、まるでろくろを回したようです。
カップ底の独特な光沢を持つ釉薬の様子が、どことなく日本の焼き物のような印象を与えます。
日本の食卓にもよく馴染みそうです。 -
Cotswold
(コッツウォルド)Glyn Colledge(グリン・カレッジ)がデザインされ、1973-1982年にかけて製造されたシリーズ。
どこか木の実を思わせる丸みのある素朴なフォルムに、上下で違う質感になっており、下部分は表面にごつごつとした凹凸があります。
コッツウォルドの森に落ちているクルミの表面を描いたのかもしれません。
ライトブラウンとダークブラウンの2トーンのカラーに、内側のホワイトが鮮やかなコントラストを楽しめます。